【学生フォーミュラ】福井大学 – アップライトの剛性と軽量化の両立

福井大学フォーミュラカー製作プロジェクト(FRC)は、第15回大会に参戦した車両FRC17でInspireを活用し、アップライトだけで合計1360gの軽量化に成功。ベルクランクなどの剛性と軽量化の両立が必要な部品にも使用しました。 導入のきっかけ、決め手など 第14回大会の企業ブースにて実際にInspireのデモを拝見したことがこのソフトウェアを知るきっかけでした。私たちはその年、初めてアルミ製のアップライトを製作したのですが、他大学と比較して重いという課題がありました。そのためInspireの剛性を保ちつつ肉抜きの最適化できるという機能に大変興味をひかれました。 >> 続きはこちら

【シェルエコマラソン】ネルソンマンデラ大学 – エコカーの軽量設計

シェルエコマラソンのガソリン部門で優勝歴のあるネルソンマンデラ大学のエコカーチームNMMU Eco Carの取り組み。 エコカーの軽量設計   Altairのソフトウェア、HyperMeshやsolidThinking Inspireを使って車両の軽量化に成功しました。 新しい学習アプローチ   学生を最先端の技術に触れさせるため、エンジニアリング学習をオンラインに移行し、学生、教育機関、産業界に提供するという新たなアプローチを紹介します。

解析よもやま話 【第23回:線形か非線形か (続編)】

以前書いた「線形か非線形か」という記事の続きです。前回は静解析について記しましたが、今回は振動解析を例に挙げたいと思います。今回これを取り上げた理由は、「接触を考慮した固有振動解析はできますか?」というお問い合わせをよくお受けするからです。

【世界の学生フォーミュラ】ドレスデン工科大学 – ステアリングコラムマウント開発

MICHAEL SÜß氏はドイツにあるドレスデン工科大学 (Technische Universität Dresden)の研究員であり、現在、電子ビーム積層造形の設計ガイドラインに関するPh.D.に取り組んでいる一方、接着技術、材料科学、および製造技術の分野における欧州トップレベルの研究機関フラウンホーファーIFAMとも協力して研究を行なっています。 Süß氏が研究の一環で設計の助手を探している際、自身が学生時代に所属していたフォーミュラチームのことを思い出しました。「私は以前学生フォーミュラチームに所属していたので、今のドレスデン工科大学のフォーミュラチームに貢献したいと思いました。そこで、ドレスデン工科大学のELBFLORACE Electricフォーミュラチームに連絡し、現在プロジェクト論文を作成していて私の研究に協力してくれる生徒がいないか尋ねてみました。」これが、Süß氏とドレスデン工科大学の学生Lucas Hofman氏の出会いでした。 Süß氏とHofman氏は、現在の車両部品のうち、電子ビーム溶解法による製造に最も適しているものを検討し、最終的にステアリングコラムマウントを再製造することにしました。Hofman氏は次のように述べています。「現在のステアリングコラムマウントはそれぞれ異なる角度で交わる4つの部分で構成されているため、5軸自動切削機で製造することが非常に困難です。その解決策が、4つの異なる圧延アルミニウムを互いにボルトで結合して1つにまとめるという手法でした。アップライトなど、他の部品も積層造形で再製造する対象として検討しましたが、ステアリングコラムマウントが最大の性能向上と軽量化を達成できそうだと判断しました。」   設計プロセスにおけるsolidThinking Inspire Süß氏は国際的見本市Euromoldで行なわれていたワークショップで、Hofman氏は大学の学生フォーミュラワークショップで、二人はそれぞれ違う方法でsolidThinking Inspireについて知る機会があり、ともにソフトウェアの使いやすさに感動しました。Süß氏は次のように述べています。「PolyNURBS機能は操作が簡単で、最適化の結果を基に、製造用の部品形状の作成が素早くできるので、とても気に入っています。これまでは最適化を用いた再設計には複数のリバースエンジニアリングツールが必要とされ、作業が困難でした。今はInspire1つですべてできます。」最適化やPolyNURBS機能だけでなく、Süß氏とHofman氏はInspireに統合されている解析ツールの有用性についても評価しています。 電子ビーム溶解法を使用して部品を製造する予定であったため・・・ PDFで全文を読む

Auburn大学のフォーミュラSAE車両の複合材シャーシとモノコックのデザイン最適化

フォーミュラSAEは学生が自ら構想、設計、製作したフォーミュラスタイルの小型レーシングカーを競争させる大会です。出場チームは大会に向けて約1年間、車両の設計、製作等の準備を行います。車検、静的審査(コスト・プレゼンテーション・デザイン)および動的検査(スキッドパッド・アクセラレーション・オートクロス・エンデュランス・燃費)の審査により、ものづくりの総合力を競います。

Inspire日記【第2回:ユーザーインターフェイス】

こんにちは。アルテアでインターンをしています辻です。 前回のInspire日記ではInspireを使える状態にしたので、今回はInspireの基本インターフェイスの紹介をしたいと思います。   Inspireを開くとこのような画面がでてきます。 初めての人でも理解しやすいインターフェイスだと思います。 Inspireに早く慣れるにはこちらのヘルプページがとても重要です。私は普段新しいソフトを使うとき、ヘルプを見ずに使いますが、Inspireは早い段階からヘルプを参照すればよかったと思いました。とても分かりやすく基本から説明されているだけでなく、チュートリアルなどで実際に操作をしながら自然とInspireの機能を理解できます。 ファイル>ヘルプ>ヘルプでいけます。 初めは ヘルプ>基本操作>ワークスペースの概要 でユーザーインターフェイスの説明を確認するとよいと思います↓。 このヘルプページで詳しく紹介されていなかったのですが、Inspireはツールバーがユニークだと思いました。 … 続きを読む

Inspire日記【第1回:Inspireを使えるようにする】

はじめまして。アルテアでインターンをしています辻です。 これまでCADソフトやCAEソフトの使用経験はなかったのですが、アルテアに入ってからInspireを少しずつ学んでいます。この春、学生フォーミュラチームに加入した新入部員の方がはじめてInspireを使用する際、私の経験がいろいろ役立つのではないかと思い、私がInspireを使えるようになるまでに取った手順、その際に引っかかった点や気づいた点などをこのブログで紹介していきたいと思います。 初回は、Inspireをインストールするまでの話です。 1. ライセンスの申し込み まず、アルテアの学生フォーミュラ支援プログラムのサイトでライセンスの種類を確認します。ライセンスは2種類ありますので、どちら(または両方)がいいか確認します。私はInspireのみを使用したかったので、Inspireノードロックライセンスを申し込むことにしました。 ライセンスの申し込みはメールで行います(あて先:studentformula@altairjp.co.jp)。メールの文章はなんでもいいそうですが、下にサンプルを用意しました。よろしければコピペして使ってください(担当者の方に許可をとってあります)。   アルテアエンジニアリング株式会社 御中 はじめてメールを送らせていただきます。 アルテア大学フォーミュラチーム17年度リーダーの辻琴音と申します。 このたび、第15回学生フォーミュラ大会に向けた弊チームの活躍をご支援いただきたく、ご連絡差し上げました。ライセンスは、 ・Inspireノードロックライセンス を希望します。 ご参考までに、昨年の大会の報告書および今年度の企画書を添付します。 ご検討の程よろしくお願いいたします。   返信はこんな感じです。↓ 2. 申請書の記入 上のメールに添付されている「ライセンス申請書_ST_v2.0(学生用フリーライセンス).xlsx」に記入します。 私は「ホスト名」が何か分からなかったので、そこだけ少し調べました。ホスト名はコンピューター名と同じものでした。 Windowsの場合、スタート>コントロールパネル>システムとセキュリティ>システムで見つかりました(OSもそのページに表示されています)。 「ホストID」も分かりませんでしたが、ライセンス申請書と一緒に添付されていた「ホストID取得方法.pdf」に従えば簡単に取得できました。 出来上がった申請書は、学生証の画像ファイルと一緒にメールに添付して返信します。 3. インストール&ライセンスセットアップ …つづきはこちら